

2022.06.06 3つのポイントで意識したセルフケアをしましょう

もうすぐ梅雨に入りますね。
蒸し暑くなってきましたが、こまめに水分補給などをして熱中症対策をしていきましょう。
今回は歯と口のセルフケアについてお話します。
むし歯(う蝕)の原因菌は糖質をエサに酸を作り出して歯を溶かします。
原因菌、エサとなる糖分、本人の歯の質という条件がそろうとむし歯を招くことになります。
大人の場合は、治療をした詰め物やかぶせ物の境目からむし歯(2次う蝕)になったり
歯周病で露出した歯の根元がむし歯(根面う蝕)になることも少なくありません。
また、放置したむし歯から歯周病菌が入り込み歯周病になるリスクもあります。
むし歯予防に最も大切なのは正しい歯みがき。食後は必ず歯をみがく習慣をつけましょう。
また、規則正しい食生活も、むし歯予防につながります。
~3つのポイントで意識したセルフケアを~
◆ポイント① ブラッシングで歯垢を除去◆
歯ブラシで食べかすや歯垢(プラーク)を落とします。
歯ブラシは鉛筆を持つようにし、優しくみがきましょう。
また、みがき残しを減らすためには歯間ブラシやデンタルフロス、ワンタフトブラシの活用も効果的です。
◆ポイント② フッ素で「強い歯」を手に入れる◆
フッ素には、歯を構成するカルシウムやミネラルなどが溶け出す「脱灰」を抑え、
溶け出た成分を再び歯に取り込む「再石灰化」を促進する働きがあります。
歯みがき剤はフッ素入りを選びましょう。
◆ポイント③ ダラダラ食いをやめ、規則正しい食生活を◆
糖分は原因菌のエサとなります。食べたらこまめに歯みがきを。
ダラダラ食いは口の中で歯が溶けやすい状態が続くため
規則正しい食生活を心がけましょう。