

2021.2.2 初期のむし歯と歯肉炎

年が明け、早1か月がたちましたね。今年もコロナばかりのニュースになるのでしょうか?早く収束してほしいですね。
幼稚園や学校で歯科検診が実施されるとその結果が記入された用紙が手渡されます。虫歯や歯肉炎、歯並びなどよく知られている項目のほかにCO(初期の虫歯)GO(初期の歯肉炎)と書かれた項目もあります。今回はそのCOとGOについてです。。
COは明らかなむし歯ではないが白濁などの初期変化が認められ、ごく初期の虫歯の状況にあり、放置しておくと虫歯に進行する状態にある歯を意味します。すぐに削る必要はありませんが、継続的に注意深く観察する必要があります。
GOは歯垢の付着があり、歯肉に軽度の炎症も認められ、初期の歯肉炎の状態という意味です。
COやGOはきちんとケアができずに放置しておくと虫歯や歯周炎に進行します。
COやGOは適切なお口のケアができていれば虫歯や歯肉炎への進行を防ぐことができます。
毎日の丁寧な歯磨き、食生活習慣の改善などご家庭でのセルフケアだけでなく、かかりつけ歯科医による歯磨き指導やフッ素塗布、歯のクリーニングなどのプロフェッショナルケアも一緒に行い、虫歯や歯肉炎への進行を防いでお口の健康を守りましょう。