2022.2.2 お口の健康
寒い日が続いていますが、皆さま体調はいかがですか?
病気に負けないように規則正しい生活を送りましょう。
今回はお口の健康についてです。
私たちは毎日ごはんを食べたり、誰かと話したりします。その時必ず口を使います。口は身近な体内であり、体内の入り口なのです。
口内に歯周病菌などが多いと、細菌が唾液や食べ物と一緒に体内に入り込み、様々な病気を起こしやすくなります。お口の状態は全身の健康をも左右します。健康でおいしく、楽しく生活するためには、お口のケアが欠かせません。
歯は噛むことで胃腸の消化を助け、食べすぎを防ぎ、歯並びがしっかりしていると話しやすく、噛むことの刺激で脳を活性化させます。
唾液は口内を潤して洗い流す働きで、口臭を抑える効果もあります。
舌は味わうことで唾液の分泌を促進します。食べ物を噛みやすい位置に動かし、支え、飲み込む働きもあります。
歯、唾液、舌 3つの要素がそれぞれ連携することで、スムーズに食べたり話したりすることができます。食べるときには、美味しさを味わいながら舌とほおの内側を使って食べ物をはさんで、歯で噛みくだきます。噛むことで唾液と食べ物が混ざって軟らかくなり、飲み込みやすくしています。
お口にトラブルが起こると、食べること、話すことに少しずつ支障をきたしてきます。トラブルやトラブルのサインを見逃さず、適切な対処法を身につけましょう。